皆さんは「 DEAR ME 」というプロジェクトをご存知でしょうか?
神戸女学院大学に通う学生の皆さんが、
世界で貧困を目の当たりにした体験や、学内で貧困問題を学ぶ中、この問題に対して自分たちにできることが無いか考え、
ファッションを通して貧困地域に暮らす子どもたちと一緒に夢を描くきっかけになればという目的ではじめたプロジェクトです。

私たち株式会社EVER GREENは、彼女達の思いに共感し、ファッションショーにおける衣装や協賛などでサポートさせて頂いております。

今回、ファッションショーが2017.8.30(水)にフィリピンのマニラ市にあるロビンソンズモールにある、トレードホールで開催されました。

その様子の報告がありましたので、記載させて頂きます。


DEAR ME 実行委員会より 

「ファッションを楽しめない環境にいる人々が、世界には沢山いる。」

そんな中、自分達に何か出ることはないのだろうか?

そこから『ファッションを楽しむことが出来ない環境の子どもたちにも、ファッションで夢を描くきっかけを創りたい!』という気持ちが芽生えました。

フィリピンの貧困地域に暮らす子供たち自身がモデルになって、夢を描く体験型のファッションショーを企画したことが、「DEAR ME」の始まりです。

これまで私達は、フィリピンにあるケソン市のスラム街に住む子どもたちがモデルとなり、ランウェイを歩いてもらうファッションショーを4回開催してきました。
子どもたちは普段ボロボロの服を着て生活しています。そんな子どもたちに新しい服でランウェイを堂々と歩いてもらうことで、夢を描くきっかけにしてほしい、
そんな最高の一日を共に創り上げたいという思いで活動してきました。

今回は、パヤタスの子どもたちと予定が合わず、子どもたちのいないファッションショーとなりましたが、現地のモデル事務所「Mode Elle」とのコラボレーションをしました。
(本格的なファッションショーを学ぶためにも、今回のコラボレーション企画を実施しました。)

ファッションショーが始まると、会場は大変盛り上がりました。
ランウェイを歩くプロのモデルたちの堂々としたポージングや表情にも魅了されました。
日本の協賛企業様から提供していただいた衣装も大変人気でした。

いつもお世話になっているNPO法人国境なき子どもたちの若者の家の少年たちも、ファッションショーを見に来てくれたのですが、大きな歓声をあげ、とても楽しそうな様子でした。

最終日には、子どもたちとの予定が合い、パヤタスに訪れることができました。
いつもと変りなく元気な子どもたちが私たちを出迎えてくれました。第5回目のファッションショーが待ちきれない、楽しみだと言ってくれる子どもたちを見て、より一層次回のファッションショーを最高なものにするぞと熱が入りました。

次回は2018年2月に第5回目DEAR MEファッションショーの開催を予定しています。その際も、お客さんに楽しんでもらえるような、またモデルになる子どもたちが堂々とランウェイを歩けるよう、今回学んだことや反省点を活かし準備を進めていきたいと思います。

また、私たちの活動に賛同し、ご支援ご声援してくださっている皆様への感謝の気持ちを忘れずに今後もメンバー一同、精進していきたいと思います。

DEAR ME公式サイトはコチラ


今回フィリピンへ渡航したメンバーの感想

福田玲奈

DEAR MEのプロジェクトを通して、フィリピンを訪れるのは4回目でしたが、2年前と比べると、高速道路ができ交通渋滞も大幅に減り、益々都会になってきていることに驚きました。また、パヤタスのごみ山は入場規制がされ、車を降りるとすぐに鼻の奥までツンとくるような以前の悪臭は、ほとんど感じられず、少しずつ環境が良くなってきているように思いました。
しかし一方で、パヤタスのゴミ山でスカベンジャーとして働く家族は、ゴミ山の入場規制により、お金を作る手段がなくなり、生活困難に陥っている家族もあるという事実がありました。ゴミ山が整備され、綺麗になっていくといういい点と、ゴミ山が整備されることで職を失い、悲しむ家族がいるという心苦しい点があり、とても複雑な気持ちになりました。
そんな中でも毎度笑顔で待ってくれている子どもたちがいて、私が逆に元気をもらいます。子どもたちがDEARMEファッションショーを楽しみにしてくれているので、来年2月も子どもたちと一緒に楽しいショーを作りたいと改めて思いました。
こうやって、子どもたちと楽しく遊び、ファッションショーを開催できるのも、協賛していただいている企業様を始め、DEARMEにご協力頂いている皆様、子どもたち、全ての人々のおかげです。感謝の気持ちを忘れず、これからも精進していきたいと思います。

横山仁美

今回はフィリピンのモデル事務所とタッグを組んでのファッションショーの開催でした。パヤタスの子供たちがモデルではないショーは当日まで全くイメージができず、いつもと違う雰囲気に飲み込まれていました。会場はとても大きく、こんなところでショーが開催されるのだという驚きと共に、今回はまさかのランウェイをモデルとして歩くことになりました。不安と緊張で押しつぶされそうになりましたが、スポットライトを浴び、歓声拍手を浴びながら歩いたあの一瞬は本当に夢のような時間でした。
「ランウェイの上で夢を描く」をコンセプトに活動してきたDEARME 。子どもたちはランウェイの上でどんな気持ちで何を思いながら歩いているのだろう。ずっとずっと疑問だったその感情に今回少し触れることができたのではないかと感じています。こんな広い会場で2月のファッションショーの時、子どもたちはどんな夢を描き、どんな思いでランウェイの上を歩くのでしょうか。どんな表情でこのランウェイの上を歩くのでしょうか。そんなことを想像すると不思議とパワーが湧いてきました。
今回は子どもたちに会えないと思っていたのですが、パヤタスと若者の家を訪ねることができ私は本当に嬉しかったです。変わらない笑顔と元気で私たちを迎えてくれました!
子どもたちが住んでいる環境は本当に日本に住んでいると考えられません。何度訪れても胸がしめつけられます。素晴らしい笑顔と明るさで子どもたちからパワーをもらう反面、この環境に対して悲しい苦しいという思いがまだ私の中にはあります。この言葉のチョイスが正しいのかもわかりません。言葉にするのはとても難しいのですが、この環境にいる子どもたちだからこそ強く願い、強く夢を描き、本当に真っ直ぐ生きています。本当に彼らから学ぶことはとても大きいです。
今回パヤタスを訪れた時に私のワガママでアクティビティの一環として子どもたちが描く夢を真っ白な画用紙に描いてもらいました。子どもたちがどんな夢を描き、ランウェイの上を歩いているのか知りたいと強く思ったからです。真っ白な画用紙に夢を描く子どもたち。子どもたちの夢が画用紙いっぱいに広がっていました!!!!こんな素敵な夢を描く子どもたちに私たちDEARME ができることをこれからも活動していきたいです。
「またねと約束した子どもたちにあの笑顔と愛がいっぱい溢れるフィリピンに2月最高の形で出発できるようにメンバー全員で前を向いて進んでいきます。また来年から社会人になるので、後輩メンバーに良い形でバトンを繋いでいきたいと思います。

上木菜月香

 今回4回目のフィリピンの訪問となった私は、立ち上げメンバーも卒業した新生DEAR MEだったため、不安も大きかったですが、周りを見て行動しメンバーをサポートすることを心がけました。モデル事務所の代表を務めているアレンさんからショーの作り方や見せ方を教わり、今まで私たちのファッションショーはまだまだ未熟だと痛感しました。そんな中でアレンさんは「素敵な洋服や大きなステージもショーには欠かせないけど、一番大切なのは歩く人の気持ちだ」と教えてくれました。その言葉に私は感銘し、気持ちがあればどんなことがあっても成功するんだと自信につながりました。それは、モデルだけでなく、裏方のスタッフも同じでみんなの気持ちが同じ方向を向き、1人1人が役割を果たし、1つのチームとしてファッションショーを創り上げることで成功につながるとわかりました。
 今回最終日に、パヤタスや若者の家の子どもたちと会うことができました。4回目の訪問ということもあり、子どもたちは私のことを覚えていてくれて、笑顔で出迎えてくれました。アクティビティの一環として、子どもたちに画用紙に自分の将来の夢を描いてもらいました。紙とペンを渡した瞬間、迷うことなく将来の自分を描く姿を見て、夢があってそれを躊躇なく表現できることって、素晴らしいなと感じました。絵を描いているときの子どもたちはキラキラしていて、夢を持つことの素晴らしさを教えてもらいました。そして今回もお宅訪問をさせて頂き、私は4回目の訪問でしたが、何回行っても衝撃を受けます。特に連日雨が続いていたため、足元が悪く転びそうになりながらガタガタの道を歩きました。ごみの中から食べ物を拾い食べて生活している家庭もあり、そんな生活をしながらも、子どもたちは笑顔で元気に駆け回っている姿を見て私が生きるパワーをもらいました。どんな環境にいても前を向いて笑顔で過ごす子どもたちに、大きなステージでランウェイを歩いてほしいと思い、2月に向けての思いが強くなりました。2月までの半年間、今まで以上にミーティングを重ね、最高のファッションショーを開催したいです。

谷屋吏花

 私は今回のフィリピンの渡航を経て感じたことはまず今後に向けての不安でした。私が第五回目のファッションショーからトップとなって進めていかなければならない状況で、いかに先代の想いを引き継げるかということが重要になってくると感じました。
 今回の渡航では、現地のモデル事務所の方とタッグを組んでファションショーを開催することができました。パヤタスの子どもたちは今回参加することができませんでしたが、メンバーの中で何人かがモデルとしてランウェイを歩くことができました。ランウェイを歩いたメンバーの中に私もいたのですがランウェイを歩いているときのこの何とも言えないドキドキとワクワクが入り混じった気持ちになりました。普段では絶対に感じることのできないこの感情を感じることができたのは本当に貴重な体験でしたし、それと同時に今回開催したような大きな会場で子どもたちがランウェイを歩くことができたらすごく喜ぶだろうなと思いました。もちろん物凄く緊張してがちがちになってしまうと思いますが、今までとは違った感情を子どもたちも感じることができるだろうと思いました。何よりも子どもたちが心の底から楽しむことができ、喜んでくれるよう最高の1日をみんなで作りあげていきたいと改めて強く感じました。
 また、今回は最終日にパヤタスのこどもたちと会うことができました。子どもたちは以前と変わらない最高の笑顔で私たちを歓迎してくれました。いつも言葉は通じませんが、子どもたちは素敵で、最高のパワーを持っているということは確かに感じさせてくれます。また、今回も同様に子どもたちのお宅へお宅訪問させていただきました。何度同じ光景を見てもやはり衝撃を受け、とても複雑な感情になります。感じたことを言葉に言い表すことはとても大変で、自分の中で感じたものを消化することも簡単なことではありませんが、徐々に感じたことを言葉にしていけたらなと思います。子どもたちは本当に想像を絶する環境のもとで生活を営んでいます。この言葉が正しいかはわかりませんが私はやはりこの環境下で生活をすることは苦しいのかもしれないという思いがあります。しかし、子どもたちはいつも本当にいつも最高の笑顔で本当に楽しそうで、素直でまっすぐな想いをもって生きています。そんな素敵な彼らから学ぶことが私は本当に沢山あります。本当に彼らは素敵で物凄いパワーを持っているのです。私はそんな彼らに心の底から喜んでくれるようなことをともに作りあげていくことができたらなと今回改めて感じました。どんなに微力でもいいので彼らが喜ぶこと、楽しめること、何よりも夢を描くことから始まる人生のワクワク感をともに共有していきたいと強く思いました。まっすぐに生きている彼らと素敵な時間や思い出をこれからも共有し、作り上げ、共に未来へ向かって前進していきたいです。
 最後になりましたが、今回の渡航を通じて私は今まで以上に感じることや思ったことがありました。また、今まではそこまでしっかりと感じていなかった責任感を初めて重く感じることができました。様々な想いはありますが、何よりも子どもたちが愛を感じることができ、心の底から喜ぶことができて沢山の想いが詰まったものをともに作り上げていきたいと思います。

最後に

他にもフィリピンへ渡航したメンバーの方をいただいていたのですが、抜粋してお伝えさせていただきました。
今後も私たちにできる形でのサポートを続けていけたらと思っております。


evergreen
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